急にオフシフトになった3人で6課の近くの海岸へ。

「海岸であそぼ！水着も持ってくるんだよ！」とスバルに言われて
ビーチバレーでもするのかなと思ったら日光浴。
おねえさんたち2人から同時に『オイル塗ってあげるからおいで』と言われて、
断りきれずに「あの…えーと　…おねがいします」と、エリオくん。

ギンガとスバルに腕枕をしてもらいつつ、日焼け止めオイルを塗ってもらっているエリオくん。
ひんやりするオイルと意外にも細いスバルの指がエリオ君の胸からお腹をうねうねとうごめきます。
顔を真赤にしつつも気持ちよくなってしまい、手でだいじなところをガード。
6課周辺は元々居住地域ではないので、海岸は3人だけの貸切状態。

戸惑うエリオくんに
「本当のおねえちゃんたちだと思って甘えていいんだよ？エリオまだちっちゃいんだし」とスバル。
やさしく、さとすようにささやきます。
いつものような強がりはエリオくんの口からは出てきません。
しどろもどろになってるエリオくんの体に、スバルはオイルをペタペタ。

スバルより生白い肌のギンガ。
スバルから借りた小さいビキニは大きな胸を包みきれず健康なエリオくんには目の毒。
顔をスバルの方に向けてもほぼ同様で、エリオくんはずっとパラソルの天井の辺を見ています。

その視界を覆うようにギンガの上半身が現れます。
大きな胸の上に優しい顔。

「あの…エリオ。　塗ってあげるね。　触っていい？」
すでにスバルに塗りたくられてエリオくんには断る理由がありません。

「男の子と海に来たの、初めてなんだ」
ちょっとうれしそうなギン姉。
至近距離なので肩や頬にギンガのひんやりとした胸が触れて、エリオくんはドキドキ。
でもギンガは気にする様子もありません。

「どうしたの？顔真赤になってるよ？暑いの？」
真顔のギンガ。　正真正銘、スバルのお姉さんです。
「気持ちいい？」
ひんやりとした手を額に載せられてエリオくんは目を瞑ってうっとりとしています。

次第にギンガの口も軽やかになってエリオくんに夢中になって語りかけます。
「うちね、女家族だったから弟欲しかったんだ！」
「こんど訓練の後に、一緒にシャワー行こうね！頭洗ってあげる！」

スバルは普段は見ることのできない姉のはしゃぎようと
エリオくんのリアクションを見てニヤニヤしています。

よく見るとナカジマ姉妹の目はエキサイトして機人モードになっていますが、
エリオくんは夢うつつなので気づきません。
姉妹の笑いさざめく声と打ち寄せる波の音がパラソルの内部で反射している中、
2人のなんともいえないマッサージでぼうっとしたエリオくんはそのうち眠ってしまいました。

（健全なままでおわり）

パラソル影off